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館山・南房総 / 不動産売却 入札方式の不動産売却について
カテゴリ:スタッフブログ  / 投稿日付:2023/06/23 23:18

館山・南房総の不動産の入札

【はじめに】
不動産の売却方法は、かならずしも不動産会社へ仲介を依頼して、買主を探す手法だけとは限りません。
個人に対して中々売りにくい不動産に関しては、入札方式を選ぶのが有効なケースもあります。
今回は、入札方式での不動産売却とは何か、そのメリット・デメリットや売却までの流れも解説します。
不動産売却をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

【入札方式の不動産売却とは】
入札方式での不動産売却とは、複数の購入希望者がオークション形式で価格を競り合い、買主を決める方法を指します。
一般的な不動産売却との大きな違いは、取引手法の種類です。
一般的な不動産売却では、仲介を依頼した不動産会社の売却活動を通して買主を探し、売主・買主が互いに合意した条件で契約を締結する相対方式をとります。
一方、入札方式では集まった購入希望者の中から、もっとも良い条件を提示した方へ売却するシステムです。
なお、入札方式の種類は一般競争入札や公募型競争入札、指名競争入札などがあり、扱う商品によって使い分けられます。
不動産売却では、不特定多数のなかからもっとも好条件の入札者が落札できる、一般競争入札が採用されるケースが多いです。

【入札方式による不動産売却のメリット】
入札方法のメリットは、まず高額で売却できる可能性がある点です。
購入希望者同士が予算のなかで価格を競り合う入札方式では、希望価格以上での売却が期待できます。
また、一度に複数の購入希望者を募集するため、短期間で売却を完了できるのもメリットです。
ただし、入札方式は入札状況が売却価格に影響することがデメリットになります。
入札者が集まらなければ、売却価格が相場よりも安くなってしまう可能性があるため、売り出し価格の設定が重要です。
適正価格を提示しないと購入希望者が集まらない恐れがあるので、相場を確認したうえで不動産会社と相談し、慎重に価格を決める必要があります。

【入札方式での不動産売却の流れ】
入札方式での不動産売却の流れは、まず売り出し価格の設定から始めます。
なお、売り出し価格は入札方式における最低希望価格となり、入札数にとても影響するポイントなので注意しましょう。
そして、売り出し価格や売却条件が決まったら、代理で入札してくれる仲介代理人を決めて、入札参加者を募集します。
入札に参加できるのは、基本的に身元確認ができている業者や人物に限られますが、不安な場合は参加者に条件や制限を設けることも可能です。

【まとめ】
今回は、入札方式による不動産売却について解説しました。
入札方式とはオークション形式で最も良い条件の購入希望者へ売却する方法で、高額で売れる可能性があるなどのメリットがあります。
しかし、入札方式を検討する際には、入札状況が価格に影響するなどのデメリットや一連の流れも理解しておきましょう。
私たち株式会社安房リゾートでは、館山市・南房総市・鴨川市などの不動産売却をサポートしております。「できるだけ早く売却をしたい」「不動産売却をしたいけど、どうしたら良いかわからない」などのお困りごとも、お気軽にお問い合わせください。

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