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館山・南房総 / 不動産売却 底地を持っていてお悩みの方
カテゴリ:スタッフブログ  / 投稿日付:2023/06/26 20:04

館山・南房総の土地

【はじめに】
売却しようと思っている土地が必ずしも通常と同じようにスムーズに売却できるとは限りません。
なかには特殊な決まりによって売ることが難しい土地や、高い価格では売れない土地もあるため、売る予定の不動産を所有している方は、あらかじめその特徴を把握しておくことが大切です。
今回は底地とはどのようなものか、売却するメリット・デメリット、さらに売る方法についても解説します。

【底地とは?】
底地とは借地権が付いた土地のことを言います。敷地は自分のものでも借地人が建物を建てて利用しているため、売却は難しくなります。
貸地として人に貸し利益を得ることを目的としており、所有者は底地権を持っています。
一方、賃料を払って敷地を借りている借地人には借地権があり、そのことが理由で敷地の所有者であっても土地の売却などを自由に行えないのです。
また、所有者は自由に敷地を使うことができないうえ、納税義務があるので固定資産税などを支払わなければなりません。
1つの土地でありながら底地権と借地権の2つの権利が存在するのが大きな特徴です。

【底地を売却するメリットとデメリット】
底地の所有者は自由に利用できないにも関わらず納税義務がありますが、売ることで固定資産税などを支払わなくてもよくなる点が大きなメリットです。
また、所有者が亡くなって相続問題が複雑になることを避けられるメリットもあります。
一方デメリットとして、このような敷地を売ると、人に貸して得ていた賃貸収入が得られなくなることが挙げられます。
また、一度借地権を設定すると長期にわたって敷地を返してもらえません。
所有者でありながら長期間自由に利用できず資産価値が低いため、売りに出してもなかなか購入者が現れない点もデメリットと言えます。

【底地をできるだけスムーズに売却する方法】
自由に利用できない底地をスムーズに売る方法としておすすめなのが、借地人への売却です。
毎月の賃料を支払う必要がなくなるほか、自由に利用できるため、借地人にとってかなりの利点があります。
もうひとつの手段は、地主が持っている権利の一部と借地人が持っている権利の一部を交換する等価交換です。
等価交換は、地主と借地人がそれぞれの持分を自由に売ったり使用したりできるため、双方がメリットを得られる手段です。
【まとめ】
底地とは借地権が付いた土地のことで、敷地の所有者は賃料を受け取れるメリットがある一方で、敷地を自由に使うことができず、税金も納めなくてはなりません。
買手が中々現れにくく、売却が難しい性質を持っていますが借地人への売却や等価交換など、スムーズに売るための手段もあります。
私たち株式会社安房リゾートでは、館山市・南房総市・鴨川市などの不動産売却をサポートしております。「できるだけ早く売却をしたい」「不動産売却をしたいけど、どうしたら良いかわからない」などのお困りごとも、お気軽にお問い合わせください。

 

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